「触れる、ということ|見つめ合いとオキシトシン」ToToNo...
2026/07/18
「触れる、ということ|見つめ合いとオキシトシン」ToToNoのひとりごと#10
なでてると、こっちまで、ほっとする。🐾
あれ、気のせいじゃないんだって。
日本の研究(麻布大学)でね、飼い主さんとわんこが30分いっしょに過ごしたあと、
おしっこの中のオキシトシンを調べたら——
両方とも、増えてた。
オキシトシンって、安心とか、つながりのときに出るホルモン。
お母さんと赤ちゃんのあいだで働くのと、おなじやつ。
しかも、いちばん関係してたのが。
わんこが、じっと見つめてくれた時間の長さ。
見つめられると、こっちのオキシトシンが上がる。
上がると、もっとかまってあげたくなる。
すると、あの子もまた見つめる。
——ぐるぐる、まわる。
「オキシトシン・アイコンタクト・ループ」っていうんだって。
すごいよね。1万年かけて、わたしたちは、目で会話できるようになった。
でもね。ここからが、ちょっと大事な話。
おなじ研究チームの、べつの実験で。
触れている時間が長いほど、飼い主さんのオキシトシンの上がり方は、むしろ小さかったっていう結果が出てる。
——ちょっと、どきっとした。
たくさん触れば、たくさん通じ合える、じゃない。
むしろ、あの子が「いま、そうじゃない」ってときに触りつづけると、
なにかが、すれちがう。
だから、思うんだ。
大事なのは、触れる時間の長さじゃなくて。
その子が、いま、求めてるかどうか。
これ、#07で話した話とおなじ。
決めてるのは、こっちじゃない。あの子の神経のほう。
——だからね。
わんこの整体をするとき、いつも思うんだ。
こっちの段取りで、こっちのリズムで、
「はい、ここをゆるめますよ」って進めても、たぶん、届かない。
あの子には、あの子のタイミングがある。
あの子の呼吸のリズムがある。
だから、待つ。
そばに座って、ただ、待つ。
「いま、いい?」って、聞くみたいに手を置いて、
「まだかな」って思ったら、離す。
ふしぎなんだけど、そうしてると。
あるとき、ふっと、あの子のほうから、体をあずけてくる。
——そこから、やっとはじまる。
触れるって、届けることじゃなくて。
たぶん、聞くことなんだと思う。
技術でも、力でもなくて。
ただ、あの子のリズムに、こっちが合わせにいくこと。
それだけで、じゅうぶん、通じてる気がする。🍃
(※この研究は、まだ1本の報告です。オキシトシンの働きは、その子の性格や、これまでの関係や、そのときの状況によっても変わるといわれています。)
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🌿 ちいさなQ&A
Q. なでると人も犬も落ち着くのはなぜ?
A. ふれあいのなかで、両方にオキシトシン(安心のホルモン)が増えることが報告されています。とくに、犬が見つめてくれる時間との関連が示されました。
Q. 犬の整体では何を大切にしていますか?
A. その子のタイミングとリズムに合わせることです。こちらの段取りで進めるのではなく、体をあずけてくれるのを待ちます。
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📍南知多「ふりりの里」
人と愛犬の自律神経調整をしています。
理学療法士による、ボキボキしない、やさしい施術です。
愛犬の整体も承っています。
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