手をとめて、整う(ふれて、感じること)
2026/09/17
手をとめて、整う(ふれて、感じること)
愛犬と、いっしょに整う|ToToNoのひとりごと No.41
あの子を、なでるとき。
わしゃわしゃ、なでたり。
とんとん、たたいたり。
——つい、手を、動かしつづけちゃう。
でもね。
今日は、ひとつ、やってみてほしいことがあるんだ。
なでる手を、ふっと、とめてみて。
そして、そのまま。
てのひらを、あの子の背中に、置いておく。
なでない。
動かさない。
ただ、置いておくだけ。
——30秒くらい、そのまま。
すると、なにかが、伝わってくる。
まず、あたたかさ。
それから、ゆっくり、上下する、呼吸。
よく感じれば、しずかな、鼓動。
——あの子が、そこに、生きている感じ。
これね、じつは。
研究でも、わかってることなんだ。
動かさない、ただ置くだけの「静かな触れ方」でも。
心拍や、血圧が、下がる。
動かさなきゃ、意味がない、じゃ、ない。
**置くだけで、ちゃんと、届いてる。**
コツが、ふたつ、あって。
ひとつは、重さ。
手を、宙に浮かせるように、そっと乗せるんじゃなくて。
腕の重みを、すこし、あずける。
ふたつめは、時間。
2秒3秒で、離しちゃだめ。
30秒くらい、置いておく。
——そうすると、だんだん、伝わってくる。
でね。
ここからが、いちばん、話したいこと。
手を、動かしてるあいだって。
じつは、こちらから、送ってばかり、なんだ。
「気持ちよくしてあげよう」
「ほぐしてあげよう」って。
——そのとき、あの子からの、情報は。
あんまり、入ってきてない。
でも、手を、とめると。
こちらが、しずかになる。
すると、あの子の声が、聞こえてくる。
ここは、すこし、かたいな。
ここは、気持ちよさそうだな。
あ、いま、ふっと、ゆるんだ。
——手は、なにかを、してあげる道具じゃなくて。
あの子の声を、聞く、耳なんだ。
そして、もうひとつ、コツ。
手をとめたら。
自分の、呼吸に、意識を向けてみて。
ゆっくり、吐いて。
自分が、しずかになる。
——ふしぎなんだけど。
自分が、しずかになるほど。
あの子のことが、よく、わかるようになる。
「わたしが、なんとかしてあげなきゃ」
——そう思ってるときほど、じつは、見えてない。
力を、ぬいて。
手を、置いて。
自分の呼吸に、もどる。
それだけで。
あの子と、手のひらで、話ができる。
今日、なでる手を、ひとつ、とめてみて。
きっと、あの子が、なにか、教えてくれるから。
(注)あの子がいやがるときは、無理をせず、そっと離してあげてください。しこりや痛みに気づいたときは、動物病院で診てもらいましょう。)
ちいさなQ&A
問い。なでるとき、動かさないと意味がないのでは。
答え。そんなことはありません。動かさず、ただ手を置く「静かな触れ方」でも、心拍や血圧が下がることが研究で示されています。コツは、腕の重みを少しあずけることと、30秒ほど置いておくことです。
問い。手をとめると、どうなりますか。
答え。あたたかさ、呼吸、鼓動が、手に伝わってきます。手を動かしているあいだは、こちらから送ってばかり。とめると、あの子の状態が、こちらに届きはじめます。自分の呼吸に意識を向けると、さらによく感じられます。
南知多「ふりりの里」
人と愛犬の自律神経調整をしています。
理学療法士による、ボキボキしない、やさしい施術です。
愛犬の整体も承っています。
ご予約、お問い合わせは、プロフィールのリンクから。@totono1010
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